グラナダへ
セビリアから一路グラナダへ。
車窓を楽しみながらバスに揺られること約3時間、グラナダへと到着した。
グラナダの新市街は想像していたより随分都会の雰囲気で、「あまりこの街は好きになれないかも…」と一抹の不安を感じた。
けれども、グラナダといえばムーア人に築かれたアルバイシンとアルハンブラ宮殿だ。オスタルに荷物を降ろし、近くのレストランで腹ごしらえを終えると、期待を胸にアルバイシンへと向かった。
ヌエバ広場から川沿いに歩を進め、左の坂へ折れると、そこはもうアルバイシンだ。
静寂に包まれ入り組んだ路地。
自分の足音だけが辺りに響き渡る。
治安が悪いと言われるアルバイシン地区。
「こんなところで強盗に狙われたらどうしようもないな」と思いながらも、この静かけさが実に心地良い。
路地散策を楽しみながら、自分の方向感覚を便りに、サン・ニコラス展望台へと向かうことにした。
by diecieuro
| 2011-06-27 23:20
| 2011 ANDALUSIA